先日、日本でのコンサートを全て終えベルリンに帰って参りました。
ベルリンに到着すると、なんと日中でもマイナス8度という寒さ

鼻が凍りつきました。今日はマイナス14度だし・・・。

そしてベルリンはすっかりクリスマス

KaDeWeというベルリンの老舗デパートには、サンタクロースがもう来ていました。

バラエティー豊かだった今回日本でのコンサート。
すべてのコンサートを無事おえることが出来ました。
会場にお越しくださった皆様、ありがとうございました。
さて今回の日本でのコンサート、最初は10月30日に岡山にて、前半にショパンのノクターン・シューマンのアラベスク・ベートーベンのピアノソナタ『月光』を演奏し、後半は私の母校である岡山県立城東高等学校の管弦楽部との共演でベートーベン作曲 ピアノ協奏曲第5番『皇帝』でした。

(この写真が、今回日本でのコンサートで唯一の写真です)
高校時代に大変お世話になった三宅先生の指揮の下、生徒さんたちも120パーセントの力を発揮して、ソリストの私が彼らから沢山パワーを頂きました。
殆どの生徒が高校に入って楽器を始めた人ばかりなのに、本当に高い集中力で素晴らしい演奏をしてくれました。
私にとっても一生心に残る思い出深い演奏会になりました。企画してくださいましたH先生、有難うございました!
11月14日は、芦屋のセイドーサロンにてピアノリサイタル。
前半にショパンのノクターン・シューマンのアラベスク・ベートーベンのピアノソナタ『月光』、後半はシューベルトのソナタ第20番というプログラムでした。
11月19日は、広島交響楽団と秋山和慶さんの指揮でメンデルスゾーン作曲 ピアノ協奏曲第2番を演奏しました。
初めての巨匠との共演でしたが、学ぶことが多く、とても勉強になった演奏会でした。広響の方々も大変暖かく私を迎えてくれ、そしてサポートしてくれ、良い演奏会になりました。
ありがとうございました!
11月21日は、広響のコンサートマスター・田野倉雅秋さん、同じく首席チェリストのマーティン、今井千晶さん(第2ヴァイオリン)、竹馬洋美さん(ヴィオラ)とシューマン作曲 ピアノ五重奏曲を演奏しました。
最後は11月27日に、浜松の穣クリニックにある音楽ホールでツマとデュオリサイタルでした。
色々な演奏会で、集中力を保つのが大変でしたが、何とか乗り切れました。日本の皆様にお会いするのはまた来年ですね。来年もどうぞよろしくお願いします。
今月は残すところあと3回の演奏会。プログラムは「オール・シューベルト」!
川島基オフィシャルホームページ
www.motoi-kawashima.com