
インファンテ:「アンダルシア舞曲」演奏中のワンシーン(手前:松本君、あちら側:僕)
この秋も約1ヶ月間日本に滞在して多くのコンサートを無事にこなすことができました。聴きにきてくださいました皆々様、有難うございました!!
今回の滞在の最終公演は、岡山シンフォニーホールでの「スーパーデュオ・リサイタル」でした。自分達で「スーパー・・・」と言うのは正直とっても恥ずかしいのですが、この「企画」自体は本当に「スーパーな出来事」であったかもしれません。
コンサート中のトークでもお話しましたが、このコンサートは元々僕の「夢」がきっかけでありました。
ある日、今まで一度も夢に登場したことのない松本君が出てきて、何と二人でデュオを演奏しているではありませんか!しかも舞台は岡山シンフォニーホール

何とも夢の覚め心地がよかったので、翌朝、即効松本君にメールをしたら直ぐに「やろう!」との返事が。
それから今まで書いたこともない「企画書」を作成して、今回の主催者であります「マルセン・スポーツ文化振興財団」様へ持参。
僕も松本君も、財団の「文化賞」受賞者だったので、この企画を一番理解してもらえそうな気がしていて、そうしたら二つ返事で「全力でやらせていただきます!」の有難いお言葉!
皆さんが総力を挙げて準備を頑張って頂いたので、何としてでも自分達の演奏で公演を成功させなければならなかったわけですが、二人とも本番はどんどん乗ってきて、2000人のホールを響きで満たすことができて、来場者の皆さんも大喜びされたことと思います。
特にブラームス「ハイドンの主題による変奏曲」では、途中、頭にウィーンのシュテファンス大聖堂が浮かんできて、弾いていてゾクッとしました。
二人とも大満足。
僕の耳に入ってきているだけでも相当な反響のようなので、また「リターンズ」として何年後かに出来ないかな、と密かに二人で話しました

最後にこの公演に携わった全ての方々にこの場を借りてお礼を申し上げます!!