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リサイタル in ボン ゾーリンゲン ケムニッツ

■ 2月はドイツ・ボンのリサイタルから。

映画館の様なホールであまり響きは良くなかったですが最善を尽くしました。

bonn ボンでのリサイタル直前のリハーサルの様子


■ ボンで一泊し、翌日ゾーリンゲンへ移動。
ゾーリンゲンの美術館でツマとデュオリサイタル。

so1 美術館の入り口近くにあった芸術作品(?)『落ちる窓』 
so2 玄関にあったオブジェ なんか表情が微妙・・・・

絵画に囲まれてリハーサル中・・・
so3 so4 so5 

so6 so7 so8

ベートーヴェン「月光ソナタ」の一楽章を演奏中、突然誰かの携帯電話が鳴り始め、他のお客さんもざわざわ騒ぎ始め、そしてその持ち主もアタフタしていて携帯の電源を切ればよいものを、そのまま放置して鳴り止むのを待つ始末。ゆっくりの楽章でのこういうはさすがに応えます・・・。

ようやく静まって、二楽章を演奏し始めたら、今度は超音波のピーとした、しかもかなり大きな音のピーが鳴り響き、お客さんも「今度は何や!!」みたいな感じでキョロキョロし始めて、演奏している僕ももう音楽どころではなくその音の正体と発生元が気になって仕方がなく、そうこうするうちに全く集中できず二楽章が終了・・。

このまま三楽章に突入する方がいいのか、一旦休止するか悩みましたが、このまま続行は不可能と判断し、暫しピアノの椅子に座ったままピーが鳴り止むのを待つことに。

5分位それでもかかったでしょうか。いろんな人がどこから来ている音なのか探して、結局、発生元は前から2列目に座られていたお婆ちゃんの補聴器でした。

実はこの補聴器にやられたことはこれで実に4度目。僕は恐らく補聴器の仕業に違いないと踏んでいたのですが、やはりそうでした。

でもこのお婆ちゃんにはお気の毒でした。だって自分ではピーと鳴っていることがわからないですからね。

娘さんに連れられて止む無く美術館を後にされました。可哀想な事をしました。

気を取り直して「もう一度最初から演奏したいのですが。」とお客さんに説明して拍手大喝采

今度は何事もなく終わりました・・・。


■ ケムニッツのモーツァルト協会主催のリサイタルに出演。
so9 so10

非常に由緒あるヴィラで、ここでは数多くの演奏会が催されています。とても趣のある会場で思い出に残る演奏会となりました。

来月はまたスイスでの演奏会。チーズフォンデュを楽しみに準備を頑張ろうと思います。

2011年02月16日 | メッセージ from Berlin
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