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2010年10月・11月 日本でのコンサートのご案内

9月26日の地元・岡山での、シューベルト国際ピアノコンクール優勝から5年の記念リサイタルには、多くの方がご来場くださいましてありがとうございました。長いイ長調ソナタでしたが、皆さんが真剣に、身動き一つせず聴き入られているのを、演奏者の私からも感じることができました。

岡山でのリサイタルの後すぐに、広島交響楽団の主席チェリスト=マーティンのファーストアルバムとなるCDの録音のため東京へ行き、2日間スタジオに缶詰状態での怒涛のレコーディングがありました。

レコーディング終了翌日には再び機上の人となりベルリンへ。
ベルリンでゆっくりするまもなく、続けてドイツ4箇所で『シューベルティアーデ』と題したオールシューベルトプログラムでのリサイタルでした。

mag1  mag2 ドイツ・マクデブルクでのリサイタル会場


そして再び、10月31日(日)の岡山・和気町学びの館“サエスタ”で、岡山県立城東高等学校オーケストラとの『ベートーヴェン作曲 ピアノ協奏曲第5番 皇帝』のコンサートを皮切りに、11月も各地で色々な演奏会が催されます。
会場でお会いできますのを楽しみにしております。



 10月31日(日) コンサート
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 "皇帝”

【指揮】三宅康一
【管弦楽】岡山県立城東高等学校オーケストラ

【場所】和気(岡山)
【会場】和気町学びの館“サエスタ”(岡山)
【開演】14:00
【主催】東備地域音楽を楽しむ会事務局

▼お問い合わせ
【電話】086-988-9110(サエスタ)
【住所】岡山県和気郡和気町父井原430-1


 11月14日(日) 川島基 ピアノリサイタル
ベートーヴェン:月光ソナタ
ショパン:ノクターン
シューベルト:ピアノソナタ第20番 D959

ほか

seidomotoi チラシをクリック!(PDF)

【場所】芦屋(兵庫)
【会場】セイドーサロン(芦屋)
【開演】14:00
【主催】セイドー外国語学院
【電話】0797-22-9452
【メール】info@seido.net


 11月19日(金) 広島交響楽団 ディスカバリーシリーズ 
『ロマンティシズムの源流を訪ねて』 シリーズ Ⅶ

メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第2番 

【指揮】秋山和慶
【管弦楽】広島交響楽団

【場所】広島
【会場】アステールプラザ 大ホール
【開演】18:45

▼チケットお問い合わせ
【電話】広島交響楽団事務局 082-532-3080


 11月21日(日)室内楽コンサート
シューマン作曲 ピアノ五重奏曲
ほか


【共演】
田野倉雅秋 (第一ヴァイオリン)
今井千晶 (第二ヴァイオリン)
竹馬洋美 (ヴィオラ)
マーティン・スタンツェライト (チェロ)

【場所】広島
【会場】アステールプラザ オーケストラ練習場
【開演】15:00

▼チケットお問い合わせ
【電話】Only Chamber Muusic 事務局 090-8060-0497
【メール】ocms@martinstanzeleit.com


 11月27日(土)デュオリサイタル

【共演】川島幸子(ソプラノ)

【場所】浜松
【会場】穣クリニック



川島基オフィシャルホームページ
www.motoi-kawashima.com
2010年10月21日 | お知らせ

シューベルティアーデ

ウィーン郊外にあるSchloss Atzenbrugg(アッツェンブルック城)で、オールシューベルトプログラムでのリサイタルでした。
このお城は、シューベルトが1820年から亡くなる年の1828年まで(1823年までという説もありますが)毎年夏に滞在していたお城で、ここで実際にシューベルトと“シューベルティアーデ”とよばれる彼の仲間たちが集まりサロンコンサートを開催していました。

schubert1-1 シューベルティアーデが実際行われた部屋 現在は展示室

schubert1-3 当時のシューベルティアーデの様子を描いた絵

schubert1-4 上の絵に描かれた当時の部屋の扉

schubert1-5 リサイタルの会場

schubert1-11
1865年に製作されたJoh.Schrimpfのハンマーフリューゲルで演奏しました。
もちろんウィーンアクションのピアノです。
このピアノの響きは非常に儚げで繊細なのですが、シューベルトの作品はこの2つの言葉で片付けられるものではなく、いかにドラマチックに表現をするかが鍵でした。

現代のピアノで演奏すると、「くどすぎる」「激しすぎる」奏法、または表現も、このハンマーフリューゲルではそれでも丁度よく感じられました。
演奏は大変困難ではありましたが、自分にとって新たなシューベルトの世界が開けたような気がします。

プログラム後半は、人生初の『ピアノソナタ第20番 D959』の演奏でしたが、自分の思い描いた作品像を十分に表現できたのではないかと思います。

最後はお客さん全員がブラボーを叫び、スタンディングオベーションというシューベルトのプログラムでは非常に稀な盛り上がりで演奏会の幕を閉じました。
これまで数々の演奏会をこのお城で開催してきた主催者にとってもベストコンサートと言えるリサイタルだったそうで、例外的に来シーズンも演奏会を依頼されました。

schubert1-6 当時のシューベルティアーデの様子

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schubert1-8 お城の外観 

schubert1-9 入り口

リサイタル翌日、ウィーンで指揮を勉強しているAlexanderと会い、お昼にフィグルミュラーというレストランでウィーンで1番と言われるヴィーナーシュニッツェルを食べました!
とても美味でしたが、自分は日本のとんかつの方が好きかも・・・
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その後、シュテファン大聖堂を見学。
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■おまけ■
ウィーンからベルリンに帰ってきた翌日、ベルリンのギャラリー・ラファイエットで以前から狙っていたモンクレールのブランソンを発見!
前々日のAtzenbruggでの演奏会が大成功し、きっと神様が与えてくれたご褒美だと思い込むことにして、すかさず購入。
moncler トリコロールが素敵


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2010年10月06日 | メッセージ from Berlin
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